先日逢って話した友達と今日も逢いました。
家が近くなったことによってよく逢う様になってるんですな。
彼女も今はストレス満載で話したいらしいし、それで私が役に立つなら
どんどん使って欲しいと思ってます。
私は聞き役に徹するほうが楽しいのだ。

そんな彼女から「もしかしたら妊娠したかもしれない」と告げられました。
まだ確認してないからナイショね、と釘をさされつつ。
彼女は一年前に子供を早産し、その一ヵ月後に亡くしたばかり。
慎重になるのもわかります。

私の周りには彼女みたいな人や不妊かもしれないという人が多い。
そんな中では私は恵まれてるんだなと思うんですね。
いわゆるデキ婚(この言い方は嫌いなんだけど世の中ではそういうので)なので。
でも何故私がデキ婚を望んだかというと、ちょっとワケありです。

前に日記でチラッと書きましたが、今のパートナーと付き合う前に
8年間付き合ったパートナーがいました。
さすがに7年目、8年目となると結婚してもいいかなと思うようになり
妊娠してもいいわいなと思って、まぁそんなに気にせず事を行っていたわけです。
しかし…できませんでした。
前兆はあっても気が付けばまた生理が来てため息。
着床しにくい体だったのでしょうがないと思いながら、やっぱりため息でした。
そんなことをしているうちに彼と死別しました。
私、あんまり後悔ってしないのですがこの時はさすがに落ち込みました。
彼の血を残してあげられなかった。
彼の子を産みたかった。
月日が過ぎてもそのことがずっと頭を巡ってたんですね。
だから…ってのも変な理屈ですが、今のパートナーと結ばれた時に
この人の子をいち早く産みたいと思いました。
結果、妊娠と結婚があべこべになってしまったのですね。

順序的には間違っていたのかもしれないけど、あの時は必死でした。
そればっかり頭にあったんですね。

そんなこんなでちびさんは産まれました。
そこでちょっと救われた気になりました。
ホントは何も救われてないのだけれど、心の呪縛がちょっと解けました。

なんて、ちょっと昔話に浸ってみた今日でした。

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